ここでは、広島都市学園大学健康科学部リハビリテーション学科 作業療法学専攻のニュース・トピックを配信しています。講義風景や行事、学生や教員の活躍、サークル活動などお伝えしていきます。

講義風景


65日水曜日、講義棟304ADL室で、高齢期作業療法学演習の授業を行いました。

日本基準寝具株式会社(エコール) 在宅介護部のご協力を得て、「ノーリフト介助を知る・福祉用具の正しい使い方を学ぶ」ことが出来ました。この授業は、臨床実習に出る前の3年生の実技系授業で、移乗動作など抱える方も抱えられる方も「しんどい」状況をつくらないための、質のよい介助方法や福祉用具を適切に用いる方法を学びます。

この授業、エコールに就職している2名の卒業生の多大なバックアップがあって実現しており、新しい技術や情報を盛り込んだ、とても充実した内容です。卒業生の他にも、指導者として教えて頂いたエコール職員のみなさま、本当にありがとうございました。


高齢期授業1

高齢期授業2

高齢期授業3

 

基礎作業

基礎作業学実習の木工作業の風景です。
木工作業は、肩や肘などの大きい関節運動だけでなく、体幹や下肢の支持性を高めるためにも役立つ治療アクティビティです。
写真は、学生が鋸で木を切ったり、のみで木材に穴をあけている様子ですが、小学校で経験したことがあるといいながらも苦戦しているようです。
実際に体を動かしてもらい、体をどのように動かしていたか分析してもらいます。
1年次の講義ですが、同時期に解剖学で骨や筋肉を勉強しているため、作業と体の動きを合わせて学習することができます。

SGLアウトレット広島

7/26 フレッシュマンSGLの講義で、アウトレット広島を散策しました。
目的は、商業施設におけるバリアフリー等を見て回りました。
様々な個所に、障害者や高齢者が利用しやすい工夫がありました。

写真は、高齢者の住環境に取り入れられることがあるブラインド構造の壁。
プライバシーを守りながらも、角度によっては中の見守りができます。
(詳しい説明を見つけることができなかったので担当教員の見解です)

普段は意識しませんが、いざ探してみると、工夫が数多くあり驚きでした。

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広島都市学園大学 リハビリテーション学科の1年生は
フレッシュマンSGL(Small Group Learning)という授業があります。
フレッシュマンSGLとは各チューターの教員と学生が
選択したテーマについて学習をする授業です。

7月11日にフレッシュマンSGLの授業にて作業療法学専攻の学生2人と
ウィルサポキッズ廿日市さんに見学に行かせていただきました。
今回の見学では、障害児通所系サービスにおける作業療法士の
先生方の介入を見学させていただきました。

学生達の真剣に見学する様子は頼もしかったです。
今回の見学では、大学では学ぶことのできない
現場での作業療法に触れる機会となりました。

義肢装具

装具学の講義では、スプリント作成を行っています。
神経障害などで運動が困難になった手の機能をサポートします。

写真は、(左)対象者の手に合わせて適切なつまみができるか確認したり、(右)スプリントを装着した時不快感がないよう側面を滑らかにするスムージングという工程の練習をしています。

ペア学習で、お互いのスプリントを作りますが、手にピッタリ合わせるのが難しく、作っては修正を繰り返しています。次第に上手に作れるようになっています。

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