10月上旬にブラジル・リオグランデドスル州ペロタス市にあるペロタス連邦大学にて下記の学会が開催され、作業療法学専攻の鎌下助教が招待講演を行いました。

I° CONGRESSO NIPO-BRASILEIRO DO DESENVOLVIMENTO EMOCIONAL INFANTOJUVENIL - CONIBRA
第1回児童・青少年の情緒発達に関する日本・ブラジル合同会議(CONIBRA)

※下記リンクを押すと外部ホームページに飛びます。
I CONIBRA 

摂食障害の若年発症や病気と共に過ごす時間が長いことなどの問題を取り上げ、社会的認知と脳の研究について英語で報告しました。
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現地には300名以上の心理士や学校教員、作業療法士等、子どもに関わる専門職が参加し、積極的な議論が交わされました。
また、日本・ブラジルの合同会議ということで、招待された日本人は6名でしたが、本学会開催時にはペロタス市長やブラジルの日本人会会長、ペロタス大学学長も出席され、子どもに関する日本ブラジル合同会議の重要性が語られました。その様子は複数の現地メディアに取り上げられました。

加えて、現地の病院や薬局、学校の様子を見学する機会をいただき、日本とは大幅に異なる医療や学校制度、人々の生活の様子について知ることができました。
学生に詳細を伝え、国際的な視点を持つ作業療法士の教育に寄与したいと考えています。

最後に、ブラジルの皆さんはとても親日で優しく、勉強熱心な方々でした。
私も今回出会ったブラジルの皆さんを見習っていきたいと思います。